つまりDiaryです

2011/03/11

3/11 fri

山形市の連続波形画像

更新が遅れたのはこの日の14:46に起きた地震によるものだ

 1人の生徒とクラスとは別に行動していた時にそれはきた。図工室の頑強な机の下にすぐさま隠れ—先日の地震も机の下に隠れたので素早く反応してくれた—しばらく、机の下で様子をみた。脱出路だけを確保、防火扉はバタバタと音をたてて廊下を鳴らす。

 しばらく2人で這いつくばりながら待機をしていると、防災担当の先生がやってくる。地震直後に停電したため、校内放送は最初の緊急放送後、使えない状態だった。後に教頭が拡声器でアナウンスして回る。卒業式前に体育館天井の一部を足場を組んで修繕していたので、体育館は使えず、やはりその場で待機。時間の流れが遅く感じ、断続的に揺れは続いた。先日の地震から宮城県沖だと判断、山形でこの揺れだと、仙台は酷いことになっているだろう、と机の下で考えた。生徒はかなり不安な表情、紛らわせるためにしたであろう質問—地震って何で起きるの?—に答える。

 揺れがおさまり、教室へ戻る。20分経過。クラスの皆と合流、泣き出しそうな女の子も。急いで帰りの会をすませる。会の最中、印象に残った会話

男子生徒「先生、小学生の頃、地震っておもしろそーとか思わなかった?正直に」
松田  「うーん、思ったよ」
男子生徒「俺も思ってた!でもさ、俺、間違ってたよ」

 以前の「海の水はなんでしょっぱいの?」の子だ。健やかに成長していると思う。後、玄関前へ移動、通学班ごとに列をつくり下校。付き添って歩いている途中にも揺れた。しゃがんだ。
 学校へ戻っても停電、事態がどう推移しているか分からないが、先生方のワンセグでチラッと見たら惨状。ラジオを点けても大変なことになっているようだ。電話不通。待機していた生徒全てが帰宅し、緊急の打ち合わせ後、解散。

 帰宅、夜が来る前に出来る限りの準備をしようとするも、どうもボーッとしてしまう。今思えば、展開の早さに脳がオーバーロードしていたのかもしれない。真っ暗な中、幸いストーブはあったので、茶の間で暖を取りながら食事、ラジオは次々と地震速報を伝える。3G回線は途切れ途切れアクセスできたり、できなかったり。
 家族揃って茶の間炬燵。hsgw宅へも足を運ぶ。彼女は大変に頑張ったようだ。帰宅してウイスキィを湯で割って少し飲んで寝た。AM4時辺りの余震に驚き、寝違える。

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