つまりDiaryです

2012/01/17

1/17 tue



 大学生時代にバンドを転がしていたわけですが、よく対バンしたバンドが今でもしっかりと活動し転がっているのを見ると複雑な心境が発現します。焦燥とも賞賛とも憧憬とも解釈できるような複雑な塊が頭に巣食うわけで、それがしが擡げて何かを主張してくるのですが、日々の過負荷にもならない負荷のせいとして押し込み、自己を肯定する言説を引っ張り出してぬるぬるとやっていたわけです。その時は仕事を人生と思い込む機構を垣間見ていたのでしょう、それらは何も生まないこと(少なくとも音楽においては)がよく分かりました。
 炭酸の泡が浮かんでは消えていくことへ安住を見出し、整うことが精神の安定であり、安寧の繭が強固になるにつれて、変わらないことが怠慢のせいだと気づいていながら、そこで止まってしまっていたもの。ホコリを被っていたものを無理矢理引っ張り出して、3日で仕上げても耳は開かないですね。決意系だけは得意なんだからほんと。

 the cabs というバンドですが、人懐っこい彼らを思い出すと共に、自分たちがスタジオ入ってライブやってゴロゴロと転がっていた日々がぶわーっと。とてもいい曲だと思います。時間をかけて大事に作り、演奏し、録音したことがぶわーっと伝わってきました。再生回数の上昇に貢献しました。
 言えばマスロックとかポストハードコアとかよく分からん名称でもって区分することができるのでしょうけど、それは経済的な原理だと思います。本質ではないし、そういった文脈に埋もれてしまう曲ではないと思いました。

 3年分がつーん。もしかしたら4年分がつーん。
 がつーんと衝撃的に落ち込み、自己嫌悪モードに陥ったワタクシはhsgw氏の励ましにも耳を傾けず、頬杖をついて涙目になるしかありませんでした。挙げ句励まし方にケチをつけたウンコは僕です。

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