つまりDiaryです

2009/12/02

12/2 wed

体調は完全回復。小学校はインフル第2波。

久しぶりに印象的な夢を見た。一日中余韻が残る。
面白かったのでメモ(夢報告はカラオケと似ている)。

・東南アジアかどこか、日本ではないがアジアなところで、トクマルシューゴのライブを観る。彼はエレキギターのような、しかし弦は4本、ナイロン弦でテンションはビロビロに弛んでいて、長すぎて余った部分が地面に重なっている、そんな楽器を演奏していた。ネックには古箏に乗っているような三角のテンション維持のための部品がとりつけられていて、それをスライドさせ、音色の調整を行っていた。あまりにも美しく、ただ圧倒されていた。「ああ、この人は音楽だけやっている人だ」「それだけやっている人だ」との考えが頭を満たし、感動し、涙ぐむ。

・終演後、余韻に浸りながら空港へ向かう。無秩序な、しかし生活感のある街の喧噪。荷物はデイパックとPC等が入ったトート。空港前の喫煙所みたいな所でバッグからiPhoneとキーボードを取り出す。そのキーボードの右上には電卓についてるような簡単な液晶、AirMacの電波マークが映っていた。どうやらiPhoneを操作できるらしい。ネットワークに接続し、快適に何かの作業を行う。
貧困層の子供3人くらいが少し離れた所にある僕の荷物近くでウロウロ。「荷物、持とうか?」と言われたので「いや、いい」と言うと向こうは食い下がる。時間もないので空港内に入ろうと腰を上げ荷物へ向かっていくと、子供達の1人がトートバッグの方を抱えて少し離れる。ため息をつきながら「返せ」と言うと、モタモタしながら、他の2人の子供を見ながら僕から距離をとる。「おいっ」と僕は語気が荒くなる。走る素振りを見せながら少しずつ下がる少年。僕が走って一気に距離を詰めると、少年もバッグを持ちながら走る。走り出した僕に他の2人がデイパックを持ちながら追いかけきて「荷物、持とうか?」と言ってくるが、僕は少年のモタモタ中途半端に逃げる様子にますます腹が立ち、無視しながら本気で走る。スーパーの裏まで追い詰めたとき、少年は僕の後ろを遠目で見ていた。振り返ると他の2人がデイパックを持って反対方向に逃げているのが見えた。「なるほど」と妙に納得してしまう。一本取られたと。

で感心しながら、高い授業料だ、とか思いながら目が覚めていた。スーパーに追い詰められた彼は3人の中では新入りでかつ一番下っ端なのだろうな、と想像したりする。彼はオトリなわけだから。2人とは後で合流し、分け前をもらうのだろう。追い詰められて殴られることなんてザラにあるだろうな、と想像す。
しかし適材適所だ。彼のモタモタ感は、追わずにはいられなくなる、本能的な部分をくすぐってくる。他の2人もそれを理解しているのだろう、ある意味凄い才能だ。

夜にhsgw宅へ。長引いたhsgw氏の体調不良も、ほぼ完全に回復。お金の整理やその他を行う。
帰りの道は深い霧だった。ほぼ満月、月や星の明かりが煌々とした夜空で深い霧、なかなかいい光景だった、が車庫入れの難易度は高かった。

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